薬の効能と健康
薬の効き方
薬はどのようにして体の中に取り込まれ、効くのでしょうか。
薬の場合は胃や腸で吸収され、血液を通して患部へ運ばれ薬が効きます。その間、肝臓では、薬が何回も代謝(身体の中で起こる化学反応)され、薬として作用しなくなったら尿や便として外に出されていきます。
薬と免疫力
薬は予防と治療に使われますが、病気にならないためには睡眠や食事をきちんととり、適度な運動するなどして、免疫力を高めることが大切です。免疫力を高め健康な生活を送りましょう。
薬の副作用とは
薬を使う時に「副作用」が起こることがあります。副作用とは薬が必要なところ以外にも働くことで、胃炎薬を飲んだら眠気がしたりのどがかわいたり、また、鼻炎薬で眠くなったりすることです。
薬の副作用は薬の性質や飲む時間、量などを間違ったり、身体の調子が悪い時などに起こります。薬を安全に使用するためには薬の効果や副作用をよく知ることが大切です。 薬剤師は全ての薬の飲み方や副作用についてもアドバイスしてくれます。
薬の保存
薬の形には粉薬、錠剤、カプセル、シロップなどがあり、飲みやすさや運びやすさなど様々な工夫がされています。どれも正しく保存する必要があります。
凍って低温になる冷蔵庫や高温になる車の中はもちろん、湿気や直射日光は避けましょう。
また、幼児や子供たちが間違って薬を飲まないように、子供や幼児の手の届かない場所での保管も大事です。病院からの処方薬を自分勝手に取り扱うことはやめましょう。
薬と食品の相互作用
薬と食品には、食べ合わせや飲み合わせに問題があるものがあります。薬と食品の相互作用として薬が正しく効果を発揮できなかったり、副作用が強く出たりすることがあります。薬剤師とよく相談してみましょう。