薬剤師と登録販売者
薬剤師と登録販売者との違い
ドラッグストアで薬を取り扱い販売できるのは薬剤師と登録販売者という資格を持つスタッフだけです。どんな違いがあるのでしょうか。
まず、薬剤師は国家試験、登録販売者は各都道府県の試験に合格しなければなりません。
薬剤師は医師からの処方せんによる調剤ができ、登録販売者はできません。
また、薬剤師は全ての医薬品を取り扱い販売できますが、登録販売者は薬(一般用医薬品)の第二類・第三類の薬のみ取り扱いと販売ができます。第二類・第三類の薬は一般用医薬品の大半を占めており、登録販売者の役割もとても重要になっています。
登録販売者のなり方
登録販売者は薬剤師と違い受験資格には制限がありません。各都道府県で実施される試験に合格し、資格取得後、直近5年間に通算2年以上、かつ1920時間以上実際に働く経験を積めば、ドラッグストアなどで、ひとりで売り場に立ち、販売することができるようになります。